Interview 015

子供のころから大好きだったパンを仕事に

「倉敷幸町店 パートスタッフ」北村さん

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倉敷幸町店の北村(きたむら)さんは、2021年7月で勤続2年3ヶ月となるパートスタッフです。

プライベートではカラオケが趣味で、学生時代には吹奏楽も経験したそう。

そんな北村さんは、パンが好きでキムラヤに入社したとのこと。

パン大好きスタッフの北村さんは、ふだんどのようにキムラヤで働いているのでしょうか。

北村さんにふだんの仕事やプライベートの過ごし方、学生時代のことなどについて話を聞いてみました。

子供のころからパンが好きだった

――キムラヤで働き始めたきっかけは何でしょうか?

北村:実は、私は小さなころから大のパン好きなんです。

朝食はもちろんパン派で、ほぼ毎日パン。

朝食に食べたのは、食パンやロールパン、フランスパンなど食事系のパンが多かったです。

――筋金入りのパン好きなんですね!

北村:でも、私は岡山県出身でありますが、実はキムラヤのパンは大きくなるまで食べたことがなかったんですよ(笑)

あるとき、初めてキムラヤのパンを店に買いに行きました。

そのときの店の雰囲気や、スタッフさんの対応がすごく良くて印象に残っていたんです。

種類も、ものすごくたくさんあったのも驚きました!

「なんで今までキムラヤに行かなかったんだろう」と思いましたね。

――キムラヤの第一印象が強烈だったのですね!

北村:その後、転職のため求人誌を見ていたら、たまたまキムラヤの求人を見つけました。

その瞬間「ここだ!」っと直感が働いたんです(笑)

すぐ応募の連絡をしましたね。

――実際にキムラヤで働いてみてどうでしたか?

北村:私はいろいろな時間に入っていますが、朝早い時間は大変でした。

早く起きて通勤して、品出しとかいろいろ準備もありますし、最初はとてもバタバタしていましたね。

「パンが好きなのと、実際に働くのとは違うな」と感じていました。

良かったことは、お客さんから「ありがとう」「おいしい」などの感謝の言葉がもらえること。

お客さんから直接感謝の言葉がもらえるのは接客業だけ

そう思っていますので、接客業を選んで良かったと思います。

しかも、パン好きの私が、パン屋であるキムラヤで働いているのだから、最高ですね。

倉敷幸町店は常連さんがとても多く、若いかたから年配のかたまで年齢層がとても広いので、接客も楽しいです。

店のあたりは、病院や官公庁が多く、病院や警察署・県民局・郵便局などの帰りに寄っていただくお客さんが多いですね。

交通量の多い道路沿いですので、昼になると昼食用にパンを買っていく営業職のかたや作業員のかたも来られて、いろいろなかたと会話ができるのも貴重な機会です。

友達と一緒に一人カラオケ!?

――お休みのときは何をして過ごしていますか?

北村:趣味がカラオケなので、カラオケに行きます。

最低でも月に2回は行っていますよ!

カラオケ好きの友人といっしょに行って、それぞれ「一人カラオケ」をするのが定番です!

――友人と行っても一人カラオケをするんですか!?

北村:はい! カラオケ好きは、グループで行ってもそれぞれ別々に一人カラオケを楽しむんですよ(笑)

カラオケには家族でも行きます。

さすがに家族とは同じ部屋で歌いますが……

――カラオケでよく歌う曲はなんでしょうか?

北村:AKB48や乃木坂46など、AKBシリーズ・坂道シリーズの曲をよく歌いますね!

歌いやすいというか、自分の歌声の特徴に合っているからだと思います。

一番得意なのは『ヘビーローテーション』という曲です。よく聴く曲・好きな曲と、得意な曲・歌いやすい曲は違いますね。

努力で獲得したコンクールの金賞

――昔から歌とか音楽には興味があったんですか?

北村:中学時代に吹奏楽部に所属していまして、県のコンクールで金賞を受賞しました。

――それはすごい! どんな曲で賞を取ったんでしょう?

北村:『ペルセウス~大空を翔る英雄の戦い~』という曲です。

――担当した楽器は何ですか?

北村:ホルンです。

――吹奏楽やホルンを始めたきっかけは?

北村:単に友達が吹奏楽に入ったから、誘われて……

ホルンを選んだのも、先生の指示だからなんです(笑)

――実際にやってみたら楽しかったですか?

北村:はい。あまり知られていないのですが、実はホルンは世界でもっとも演奏が難しい楽器なんです!これはギネスブックにも載っています。

だからこそ、吹けるようになったときのうれしさは格別。

それが魅力だと思います。

――今もホルンは吹きますか?

北村:いいえ。基本的には吹いていないです。

でも、顧問の先生と今も連絡を取っていまして、たまにホルンを吹かせてもらうことがあります。

部活で学んだ「チームワーク」「役割分担」を社会に出て生かす

――吹奏楽は中学生までですか?

北村:はい。高校時代は茶道部と生徒会執行部でがんばりました。

茶道は、お茶が好きだから何となく(笑)

あと吹奏楽はけっこうアグレッシブで厳しかったので、高校ではゆったりしたいなと思って……。

茶道だったらゆったりとできるかなと思いました。

生徒会執行部は、「執行部」っていうのがカッコよく見えたんですよね。

――生徒会執行部では、どんな役割でしたか?

北村:経理などの裏方がメインです。

――中学・高校の部活や生徒会で、今の仕事に役立っていることはありますか?

北村:やっぱり「チームワーク」と「役割分担」ですね。

吹奏楽も茶道も生徒会も、みんなで力を合わせて取り組まないといけませんでした。

また役割も決まっていて、役割ごとにどうすればいいかを考えました。

チームワークと役割分担は、社会に出ても必要だと実感しています。

部活や生徒会でチームワークと役割分担を学べたのは、非常に大きな財産です。

取材を終えて

根っからのパン好きだという北村さん。

パン好きが高じてキムラヤで働いているということで、仕事はとてもおもしろいそうです。

特に、商品について話すときは楽しそうでした。

おすすめのパンもたくさんあるとのことです。

好きなパンを聞いたとき、パンの目のつけどころが違います。

北村さんは、パンを語ると話が熱くなるのです。

まさに北村さんにとってパン屋であるキムラヤは、天職といえるのではないかと思いました。

倉敷幸町店へお越しの際は、筋金入りのパン好きである北村さんにパンについて相談してみてはいかがでしょうか。

きっとあなたにピッタリのパンをおすすめしてくれると思います。

北村さんおすすめのパンコーナー

1位 メープルクロワッサン

「飽きずに何個でも食べられます」と北村さん。ミニサイズのクロワッサンで、ほんのりと香るメープルシロップの味わいがクセになるそう。

2位 チーズの山

パンだけでなく、チーズも大好きという北村さんにとっては堪らない商品。パンとチーズの相性は抜群だそうです。パンの中や表面に、ダイスチーズがたくさん!

3位 高菜サラダロール

マヨネーズで和えた高菜漬けをパンに挟んでいて、ゆずこしょうの風味がアクセントになっています。北村さん曰く「高菜が好きで、高菜の塩味とパン・マヨネーズのハーモニーが最高!」とのこと。

Writer

アサノ・ヨウスケ

"パンの街" 総社市出身で、広島県福山市在住のフォトライター。郷土の食・文化・地理・歴史などにくわしい。キムラヤで好きなパンは「宇治抹茶クリームロール」「桜あんぱん」「けしぱん」「ブルーベリークリームロール」「高菜サラダロール」など。


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