
Interview 026
仕事も草野球も、やりたいことを続けていたらここに来た。
「本部配送ドライバー 社員」万代 敏之さんのひととき
Interview 014
「アイネスフクヤマ店・キムラヤのパン&キムラヤサンドイッチカフェ パートスタッフ 」赤尾さん
TAG: ココアパン, シューロール, 発芽玄米こがしきなこスティック
薔薇の花が街中に咲き誇っている5月下旬の福山市。
広島では唯一のおかやまキムラヤ「アイネスフクヤマ店」には、2011年から働き続けているベテランスタッフがいます。
今回取材した、赤尾(あかお)さんは、2011年(平成23年)のアイネスフクヤマ店オープン当初からキムラヤのパンを支え続けてきました。
今では、明るく頼もしい印象の赤尾さんですが、意外にも小学生時代は引っ込み思案な性格だったそうです。
中学・高校での部活動を通じて、明るい性格になったのだと話してくれました。
そんな赤尾さんに、今までの経験やこれからやってみたいことなどについて、話を聞いてみました。
――キムラヤに勤める前は、どんな仕事をされていたんですか?
赤尾:高校を卒業して最初の就職から今のキムラヤまで、ずっと接客業一筋なんですよ。
最初に働いたのは、倉敷市内のホテルでした。
――もともと接客業に興味があったんですか?
赤尾:実は、私は接客業に向くような性格ではなかったと思っているんです。
小学校くらいまでは引っ込み思案で、目立つことはしたくない性格でした。
三人姉妹の真ん中で、小さいころから姉について回っていた影響だと思います。
それが中学・高校の部活動を通じて、人との会話や交流を積極的に楽しめるようになったんです。
中学時代はバレーボール部、高校時代はレスリング部のマネージャーでした。
特にバレーは当時人気があって、部員数が多かったんです。
みんなで声を出して練習をしていたら連帯感も生まれ、しだいに部活を通じて友人が増えていきました。
今思えば、それが大きな転機だったなと思いますね。
――それから接客業に就くまでは、どんな経緯があったんですか?
赤尾:高校三年生のとき、進路指導の先生から「赤尾さんは、誰とでも親しくなれる性格だから、接客業が合うかもしれないよ」というアドバイスをいただいたことがあったんです。
それがきっかけで、倉敷市内のホテルに就職したんです。
ホテルに就職した理由は、観光地の倉敷だから観光に訪れた国内外さまざまな年代の人とふれ合える点に魅力を感じたからですね。
また、ウェディングや宴会などのイベントがメインの部署にいたので、毎日が華やかですごく楽しかったんですよ。
ホテルの仕事を辞めた後も、接客業がしたかったので大手スーパーで働くようになりました。
――スーパーの仕事はどうでしたか?
赤尾: 公私共に、とても充実していました(笑)
プライベートでは、仕事終わりや休日に、大好きなお酒を職場の仲間と飲みに行っていましたね。
現在もお酒が大好きなんですが、この頃に好きになりました(笑)
休日に車で旅行にも行き、とても充実した毎日を送っていましたね。
――「アイネスフクヤマ店」で働き始めたきっかけは何だったんですか?
赤尾:スーパーはけっこう長く働いていましたが、夫と知り合って結婚し、倉敷から夫のいた福山へやってきました。
ちょうどそのころアイネスのビルが完成し、キムラヤのアイネスフクヤマ店のオープンに向けてのスタッフ募集があったんです。
キムラヤのパンといえば、出身の倉敷ではよく馴染みのある企業で子供の頃から知っていて、安心感もありますし、昔から知っているキムラヤの仕事をやってみるのもおもしろいかもしれないと思って応募してみました。
――実際にアイネスフクヤマ店で働いてみてどうでしたか?
赤尾:当店は、ご年配のお客さんの利用が多いです。
近くにある福山城で毎朝ラジオ体操をするご年配のかたの集まりがあるんですよ。
ラジオ体操の帰りに、みんなで当店のカフェでゆっくりして行かれるかたが多いです。
リーズナブルで量もちょうどよく、昔ながらの商品が楽しめるのがいいという感想をよくいただいています。
ご年配のかたの憩いの場なんですよ。
――長年働いているとお客さんとも随分顔なじみの仲なのかもしれませんね。
赤尾:オープンのときからずっと通ってくださっているお客さんも多いんですよ。
取材を受けている今が2020年なので、なんと9年間も通い続けてくださってるんです。
私もついつい話が盛り上がって、スタッフとお客さんという垣根を超えて、お互いにプライベートな話をすることもあります。
「あなたがいつもここにいると、安心する」と言われたこともあって、うれしいですね。
――倉敷出身で小さいころからおかやまキムラヤに馴染みがあるとのことですが、福山での印象はどうですか?
赤尾:おかやまキムラヤは100周年を迎えましたが、福山…というか広島県内には「アイネスフクヤマ店」しかないこともあって、知名度は低めです。
ただ、100年変わらないおいしさをぜひ、福山をはじめ広島県内の多くのかたに知って欲しいと、私は思っています。
年配のかたはキムラヤを知ってくださっている人も多いのですが、若い人への認知はイマイチなんです。
年配のかたがお孫さんといっしょに来られることもありますので、そうやって少しずつ若い世代のお客さんも増えて多くの世代に愛されるお店になればいいなと思います。
――福山を起点として広島県内にもっとキムラヤのパンの美味しさが伝わるといいですね。
赤尾:そうですね!お客さんも、遠くに住んでいるお子さんやお孫さんの家に行くときに、キムラヤのパンを買ってお土産に持って行ってくれたりしていて……。
お客さんもキムラヤの認知度向上に、一役買ってくれているんですよね。
お客さんといっしょにキムラヤのパンを大きくしていきたいです。
あと、尾道からわざわざ当店目当てに来ていただいているお客さんも多いんです。
もっとキムラヤの知名度をあげて、尾道などにももっと店舗が増えたらいいなと思いますね。
赤尾さんと話していると、ベテランならではの頼もしさと安心感のようなものを感じました。
きっと、お客さんが数年に渡って通い続けている理由は、そんな赤尾さんの人柄の魅力もあるのかもしれません。
いまやアイネスフクヤマ店になくてはならない存在だと思います。
「福山から広島県内にキムラヤを広めたい」という熱い思いを持つ赤尾さん。
そんな赤尾さんがいる「アイネスフクヤマ店」へぜひ訪れてみてください。
1位 シューロール
生地がシュークリームの生地のようにフワッとしているのが特徴。
中にはミルククリームが入っていて、これもおいしいです。
2位 発芽玄米こがしきなこスティック
生地に発芽玄米を使い、クリームにはきなこを使っているので、ヘルシーなのがポイントです。
3位 ココアパン
生地にココアが練り込まれています! 中には特製白あん。
昔からあるキムラヤの定番商品のひとつですね。
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