Interview 008
お客様のおかげで、スタッフとしての自信がみなぎるように
「新倉敷駅北口店 パートスタッフ」岡本 明美さんのひととき
Interview 007
「岡山駅地下店 パートスタッフ」佐々木 彩さん
TAG: スタッフ, バナナクリームロール, リングドーナツ(チョコスプレー), 自家製カレードーナツ
「 あなたの笑顔が見られてよかった 」
岡山駅地下店は、朝は出勤ラッシュでお客さんの足並みが途絶えないお店。
そんな中で、いつもスタッフや常連客に安心感をあたえる、おしとやかで頼れる女性がいます。
地下改札を出て右手に見える、あたたかい雰囲気の店内に、佐々木さんの姿がありました。
佐々木さんは、キムラヤの方から紹介を受け、2016年2月から働きはじめました。
今年で5年目になる彼女は、一見おしとやかで優しそうな印象を受けますが、真面目でしっかり者な一面も持ち合わせています。
シフトはオープン30分前の6時からなので、毎朝早起きが欠かせないそうです。
「仕事も、分からないことがあったら丁寧に教えてくれるんです」
店長さん曰く、一緒に働くスタッフからの信頼も厚いようです。
おしとやかな雰囲気の中、芯をしっかりと感じられる佐々木さん。
取材では、佐々木さんの学生時代や、いま好きなことについて伺ってみました。
―― 小さい頃はどんな子だったんですか?
佐々木: 真面目、ですかね。
小学校低学年ぐらいの時は、走るのが好きで、マラソンとか出てました。
足が早いわけじゃなかったんですけど、鬼ごっことかも好きで、よくやってました。
―― 活発だったんですね。中学校に上がってからはどうでしたか?
佐々木: 中学校では、走ったりとか、外で遊ぶような感じではなくなりましたね(笑)
部活にも入ってなくて、友達とよく遊んでました。
休み時間は恋バナで盛り上がったり、学校が終わってから買い物に行ったり。県外に旅行に行くこともありました。
その中でも、中学時代からの付き合いの友人とは、特に仲が良かったです。
―― その方とは、今でも連絡を取り合っているんですか?
佐々木: そうですね。
通っていた高校も、就職先も違うんですけど、ずっと連絡を取り合ってます。
家も近所で、今でも一緒に旅行に行くぐらい仲が良いんです。
——ご友人と、素敵な学生時代を過ごされたんですね。
佐々木: 学生時代は、本当に楽しかったです。
社会人になるとなかなか休みが合わないので、学生に戻りたくなる時もあります(笑)
―― 旅行は、最近ではどちらに行かれたんですか?
佐々木: 大阪のユニバと、広島ですね。
広島は、えーと……どこでしたっけ。紅葉が有名なところです!(笑)
(少しの間、広島の地名当てクイズになりました。尾道でも、福山でもなく……)
―― 紅葉ということは……宮島ですか?
佐々木: そうだ、宮島だ!
秋に行って、紅葉がきれいだったんです。
佐々木: 後は、食べ歩きなんかも好きですね。
——どういう食べ物がお好きなんですか?
佐々木: 甘いものが好きです!(笑)
よく、仕事帰りに、甘いものを買いに寄り道することもあります。最近でいうと、アップルパイが好きで……働いてる場所が場所なので、誘惑されますよね。
——すごくよく分かります。ご自身でなにか作ることはありますか?
佐々木: お菓子を作るのはちょっと……グラムとか量るのが苦手で(笑)
お菓子じゃなかったら、和食を作ることが多いですね。
自炊なので、ほとんど毎日家で作って食べてます。最近だと、肉じゃがとか、生姜焼きとかですかね。
——毎日、自炊されてるんですね。ちなみに一日の流れはどんな感じなんですか?
佐々木: 朝4時40分に起きて、朝の6時にシフトに入ってます。
お店は6時半オープンなんですけど、パンを並べないといけないので、ちょっと早いんです。その分、退勤は15時ですね。
空いた時間では、買い物に行ったりして、ゆっくり過ごしています。
最近は、新しいお店もたくさん増えたし、イオンもあるので便利ですよね。
——最後に、これから楽しみにしていることってありますか?
佐々木: 旅行に行きたいです。食べ歩きもしていきたいですね!(笑)
そう、笑って話してくださった佐々木さん。
キムラヤで働きながら、充実した私生活を送っておられるようです。
その後も談笑が続いたのですが、小さい頃の夢を尋ねた時の答えが印象的でした。
「看護師さん」「ケーキ屋さん」に引き続き、佐々木さんの口から出てきたのは「パン屋さん」という職業。
小学校低学年のことで、当時は真剣に「なろう!」と意気込んでいたわけではなかったようです。
多くの人が小さい頃の夢を実現できない中で、奇しくも今、「パン屋さん」として働いている佐々木さん。
今後も彼女が楽しく働けることを願っています。
取材後に、ふと気になったパンについて、商品説明をしていただいた時のこと。
「ジャージー牛乳パンは、一見、クリームが入っているように見えるじゃないですか。それが、実は入ってないんです!(笑)」
「でも、ミルクの芳醇な甘みがあって、切れ目も入っていて食べやすいんですよ。」
甘いもの好きなだけあってか、熱のこもった丁寧な説明をしてくださいました。
そんな佐々木さんの存在に、癒されている常連客も少なくないのだとか。
慌ただしい朝の岡山駅でも、「(佐々木さんの)笑顔を見ることができてよかった」という声も上がっているのだそうです。
彼女の与える安心感があってこそ、岡山駅地下店は多くの人に愛されているのだなと感じました。
朝から昼にかけて岡山駅を訪れる機会があった時は、ぜひ佐々木さんに会いに行ってみてくださいね。
1位 バナナクリームロール
ふわふわのパンとバナナクリームが相まって美味しくて他のお店ではあまりないような、時々食べたくなります。
2位 リングドーナツ(チョコスプレー)
甘いものが食べたい時によく食べたくなります!当店でも人気の商品です。
3位 自家製カレードーナツ
私がカレーが好きだからです!
(ちなみに3位は、ジャージー牛乳パンと迷ったそうです!)
Writer
もえ
岡山県岡山市出身。和歌山県の小中高を経て現在岡山県内の大学に通う大学2回生。ライター。趣味は読書とチーズケーキ作り。好きなキムラヤのパンは「ハラペコッペチーズタッカルビ」と「バナナクリームロール」。
Interview 008
「新倉敷駅北口店 パートスタッフ」岡本 明美さんのひととき
Interview 001
「円山店・キムラヤのパン&キムラヤサンドイッチカフェ パートスタッフ」宗近 梨央さんのひととき
Interview 015
「倉敷幸町店 パートスタッフ」北村さんのひととき
PICK UP KEYWORD