Interview 001
穏やかな憩いの場をつくる看板娘
「円山店・キムラヤのパン&キムラヤサンドイッチカフェ パートスタッフ」宗近 梨央さんのひととき
Interview 002
「Aコープたかまつ店・キムラヤのパン&キムラヤベーカリーカフェ パートスタッフ」古田 早苗さん
TAG: スタッフ, にくまん, ハム・キャベツドッグ, ハラペコッペ
お話をした際に「元気になったありがとう、また会いにくるわ」って言ってくださるからこそ働き続けられました。
備中高松駅を降りてすぐ、味彩館Aコープたかまつの店内にあるたかまつ店。
広々とした店内はスタッフと話しているお客さんの姿や、飲食スペースでお茶をしているかたの姿が見られ、ゆったりとした時間が流れています。
Aコープたかまつ店で働き始めて、2020年で5年目の古田早苗さん。
現在4児の母で、キムラヤが初めての仕事場なのだそうです。
おしとやかながらも とてもフレンドリーで、お客さんと楽しそうにお話しする姿が印象的な古田さんのお子さんのお話や、初めての職場キムラヤでの大変だったことなどについて伺いました。
——小さい頃はどんなお子さんでしたか?
古田:大人しかったです。割と恥ずかしがり屋で。成長しても、落ち着いてるって言われていました。
室内でリカちゃん遊びとか、外で鬼ごっこして遊んだりしてましたね。
当時は子ども同士で約束して、結構自由に行き来したのですが、今は、私たちが親同士で連絡を取って遊びにいくのが主流なので、時代の流れを感じます。
——そうですね。うちの弟もそうです。というと、お子さんがいらっしゃるんでしょうか?
古田:はい。4人います!(笑) 一番下の子がまだ小学3年生の女の子で、ほんと賑やかなんですよ!
——4人もいると大変そうですね!どんなお子さんなんですか?
古田:そうですね。上の兄3人はおとなしくて、その末っ子が一番活発なんです。
もともと、女の子は大人しくて、男の子は活発というイメージがあったので、あれー?みたいな不思議な感覚です(笑)
長男は今年もう22歳になりました。これくらいの年齢の時にこの子を産んだと思うと感慨深いです(笑)
——比較的早いご結婚だったんですね。旦那さんとはいつ出会われたのですか?
古田:17歳とか16歳です。なので、高校生の時ですね。
彼とは同じ高校ではなかったんですが、当時から結婚する?みたいな話はあったので、高校卒業した後は進学はせず、花嫁修行みたいに料理を習いにいっていました!
そして、5年後に結婚して、翌年に長男を授かりました。
——人生初のお仕事は何だったのでしょうか?
古田:それがここ、キムラヤのパンなんです!
高校生の時にアルバイトしている子もいると思うんですが、うちの高校がバイト禁止だったので、高校生の時はできなくて。卒業後結婚して、すぐ主婦になったので、就業経験がなかったんです。
でも、こっちに引っ越してきて、3人目の子が1年生になるから働けるかもしれないと考えていた時に、たまたまキムラヤのパート募集を見かけて応募しました。
家から5分くらいでめちゃくちゃ近いので、そういう偶然も重なってキムラヤにいます(笑)
——引き寄せられたみたいですね(笑) 初出勤の時とかドッキドキだったんじゃないですか?
古田:そうですね。でも、歳を重ねていたからか、そこまでドキドキしていなかった気がします!
でも、仕事は思っていた以上に大変で、本当に毎日必死でしたね。
——お仕事も大変で、家にはまだ小さい4番目のお子さんがいて、それでも5年間続けられたのはなぜでしょうか?
古田:常連のお客さん、特にご高齢の方が多くて、みなさんフレンドリーで、家族みたいな感じで、話してくださるんです。
手を振りながら、「いたいた」みたいに来てくださる。
そういう方がいたからこそ、続けられているのかもしれないですね。
そんなあたたかいお客さんとの関わりが一番大きいと思います。
——キムラヤのパンのスタッフさんも、お客さんも温かいですよね。どの店舗でも感じます。
古田:本当にそうなんです。今は1人体制なので、レジに列を作ってしまうこともあるんです。
そんな時でもみなさん待ってくださって、「大丈夫よ」って話しかけてくださって。そういう時に温かさを実感します。
古田:そうですね、常連さんが多いからこそ、最初の頃は常連さんがいつも購入される商品を覚えることがすごく大変でした。
キムラヤって、レジの前で商品の名前も自分の名前すら言わなくても、いつも買っているものが出てくるのが当たり前なんです。
だからこそ「このお客さんはいつもこれを買っていて、こっちのお客さんはいつもこれとこれを買っている」ということを覚えることが求められています。
はじめの頃はみなさん同じ顔に見えて、本当に大変でした。
そんな状態なので、スーパーの中からジェスチャーで頼まれたり、電話での注文の際に名前も商品も言われなかったりもした時は、もうどうしようかと思いましたね(笑)
——プライベートな時間はどんなことをされているのでしょうか?
古田:仕事が終わると、まず買い物して帰るんです。そうすると子どもたちが帰ってきて、ご飯を作ったり、宿題を見たりして1日が終わる感じです。
本当にあっという間なんですよ!
そんな忙しい毎日ですが、ものを作ることが好きです。マスクを作ったり、編み物をしていますね。今は足が遠退いていますが(笑)
——へぇ!一番の自信作はなんでしょうか?
古田:ハワイアンキルトですかね。
大きな生地にかたどった布を縫い付けて模様を作っていくものなんですが、それに使う布も手染めのもので一枚ずつこだわっているお店で買ったりしてます。その布でおくるみを作ったり、クッションを作ったりしました。
それがいちばんの自信作ですかね。
——お母さんが作ったおくるみで包まれるお子さん、幸せでしょうね。今後の展望などはありますか?
古田:やっぱり自分自身としては何も変わらず、今のままが続けばいいなと思っています。
ただ、来年長男が就職なので、親としてしっかりサポートをしてあげたいなと思いますね。
子どもにはいつまでたっても、手をかけてしまうんです。
下の子がまだ小学生で子育ても先が長いので、引き続き頑張りたいと思います。
初めから弾けるような笑顔で応対してくださった古田さん。
店長さんによると、気が利いていて、たまに面白いというお返事が!
そして、お客さんからびっくりするくらい評判が良く、お米や、お饅頭などのお土産を頂くんだとか。
店長さんとも仲が良く、お話している姿を見るだけで、お店の雰囲気が明るくなる。そんなお店でした。
嬉しかった言葉はなんですか?と聞いた時にも「いつも嬉しい言葉をいただくんですよ」と言う古田さん。
とてもお客さん思いの素敵な古田さんにぜひ会いに行ってみてください!
1位 ハラペコッペ 海老と玉子のスイートチリ
ご飯パンが好きで、ちょっとピリ辛なところが好きです。
2位 ハム・キャベツドッグ
からしマヨネーズがアクセントとなっていて飽きが来ない味です!
3位 にくまん
冬季限定なんですが、生地がもちもちしていて中の餡も美味しいんですよ。
Writer
もえ
岡山県岡山市出身。和歌山県の小中高を経て現在岡山県内の大学に通う大学2回生。ライター。 趣味は読書とチーズケーキ作り。好きなキムラヤのパンは「ハラペコッペチーズタッカルビ」と「バナナクリームロール」。
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