小さなころから感じていたパンへのあこがれ | キムラヤのパン|岡山を中心に愛されて100周年。岡山木村屋

Interview 018

小さなころから感じていたパンへのあこがれ

「笠岡駅前店 パートスタッフ」湯淺 真理子さん

ロゴ

JR笠岡駅のすぐ北側にあるキムラヤ笠岡駅前店。

朝夕は通勤・通学で駅を利用する人が多く訪れます。

昼の時間帯は地元のご年配のお客様が多く、いつも買う商品が決まっているような常連さんでにぎわうそう。

地元のお客様同士が店ではち合わせし、話に花が咲くこともあります。

そんな地元に根付いている笠岡駅前店の湯淺 真理子(ゆあさ まりこ)さんは、パートスタッフとして働いています。

取材時(2021年2月)キャリア3年4ヶ月になるそう。

常連のお客様との会話も楽しいという湯淺さん。

そんな湯淺さんに話を聞いてみました。

農家だったのでパンを食べる機会が少なかった子供時代

――まずは、キムラヤで働くことになったきっかけを教えてください。

湯淺:一言でいえば「パンへのあこがれ」ですね。

――あこがれ?

湯淺:私の実家は兼業農家でして、稲作をしていました。

だから小さなころから食事は基本的に米。

米が嫌いなわけではないんですが、たまにはパンが食べたくなりますよね。

でも米がたくさんあるから、なかなかパンを買ってもらえません。

たまに給食で出てきたパンは、本当においしくて。

だから、小さなころからパンへのあこがれがあったんです。

――小さなころにあまり食べられなかったパンに囲まれた仕事をしてみたいと。

湯淺:そうですね。

ただ、キムラヤで働くまでは紆余曲折ありました。

学校を卒業してからは事務職や販売職を経て、結婚。

夫が転勤族だったので、専業主婦となって、各地を転々としてきました。

やがて夫が定年退職したのを機に、私もふたたび働くことに。

販売の仕事をしたあとに、キムラヤの笠岡駅前店で働くことになったんです。

今はキムラヤのパンがいつでも食べられるので幸せです(笑)

約一年悩んで決めたキムラヤへの応募

――キムラヤの求人に応募した経緯は?

湯淺:別の販売の仕事をしていたとき、たまたまたキムラヤの求人を目にしたんですよ。

そのとき、昔なかなか食べられなかったパンの仕事をしてみるのもいいんじゃないかという思いがフッとわいてきまして。

それに「パンを買うついでに、そこで働いて帰る」って思えばおもしろいですし。なかなか良い案だと思いました。

――それで応募したんですね!

湯淺:いいえ。実はすぐには求人に応募していないんですよ。

しばらく応募しようかどうか悩みましたね。一年くらいでしょうか。

悩んでいるあいだ、まだ求人は残っていて。

それで応募する決心がついて、思い切って応募してみたら採用されたんです。

――パン屋への就職は初めてでしょうか?

湯淺:そうですね。だから、知らないことだらけでした。

でも、さきほど話したとおり昔からパンへのあこがれがあったので楽しかったです。

しばらくは、働いたあとに店のいろいろなパンを買って帰って食べるということの繰り返しでしたね。

でも、おいしかったので苦になりませんでした。

――楽しみながらパンの勉強をした感じですね。

湯淺:ほかにも近くの別のパン屋のパンも買ってみて、食べ比べして、キムラヤのパンのいいところ、おいしいところを探ったりもしていました。これも楽しかったです。

部活動はしていなかったけど忙しかった学生時代

――昔の話も聞きたいのですが、学生時代はどんな過ごし方をしていましたか。

湯淺:基本的に部活動はしていませんでしたね。いわゆる帰宅部です。

でも、意外と忙しかったんですよ。

宿題はもちろん、予習復習など勉強が大変でした。

しかも親は、参考書とか塾とかにお金をかけないタイプだったんです。

だから、自分の力だけで勉強をしていかなきゃいけなくて。大変でしたね。

――勉強漬けの毎日だった?

湯淺:勉強は大変でしたが、勉強ばっかりではなかったですよ。

休日や放課後には、友達と買い物にいったりしました。

友達に誘われることもけっこうありましたので、勉強と友達との交友で忙しかったですね。

今はネコとの暮らしを満喫

――現在、仕事終わりや休日などのプライベートではどんな楽しみがありますか?

湯淺:ネコと過ごすことが楽しみとなっています。

雑種のメスで、名前は「ミーコ」。

人間に置き換えると、還暦前くらいのお婆ちゃんネコです。

娘が中学生のときに、学校で捨てられていたのを拾ってきました。

親が動物嫌いだったので、それまでネコを飼ったことはなかったんですよ。

――実際にネコを飼ってみるとかわいかった?

湯淺:そのとおりですね! 実際に飼ってみると、かわいくてかわいくて(笑)

子供も成人して独立していますので、かわいい存在なのはネコになっています。

ネコが孫のようなものですね。

――ネコとどんなことをするのが楽しいですか?

湯淺:ネコにおやつを与えるときですかね。

うちのネコは「ちゅ~る」というネコ用のおやつが大好きで。

あとめずらしいかもしれませんが、生クリームも好きなんですよ!

――ネコは自由奔放に動き回って過ごす印象があります。

湯淺:若いときは外をいろいろうろついていました。

なかなか帰ってこなくて、心配して探しに行ったこともありましたね。

今は年をとったので、家の中や敷地内で過ごすことが多いです。

ネコが室内でも楽しく過ごせるよう、ネコ用の立体遊具のキャットタワーとかも設置したりするんですが、なかなかうまい具合に遊んでくれません。

自由気ままなところは、年齢を重ねてもいっしょですね(笑)

――ネコとの生活を楽しんでいるように感じます。

湯淺:感覚としてはネコの世話をしているというより、ネコの世話をさせてもらっている感じでしょうか。

ネコの世話をすることが楽しく、喜びや幸せを感じています。

抱いたときのネコの重みなんかも「幸せの重さ」と感じています。

取材を終えて

小さなころに感じていたパンへのあこがれが、現在のキムラヤスタッフという仕事につながっているという湯淺さん。

近所のパン屋のパンとキムラヤのパンを食べ比べるなど、研究熱心さはパンへのあこがれが原動力なのかもしれません。

今や湯淺さんは、笠岡駅前店を運営する上でかかせない存在になっているといいます。

「ネコの世話をさせてもらっている」というほど、ネコとの生活を楽しんでいる湯淺さんのいる笠岡駅前店を、ぜひ訪れてみてください。

湯淺さんおすすめのパン

1位 プレミアムミルク食パン

蒜山ジャージーミルクの風味が濃厚で、ほんのりとした甘みがあります。

だから、そのまま食べてもおいしい! 高級食パン専門店にも負けていません!

2位 シナモンロール

カロリーが高めですが、甘さとシナモンの風味がクセになるのでついつい食べてしまいます!

3位 グリンピース

その名のとおりグリーンピースを使った、特製うぐいすあん入りの酒種風味のパンです。

地味なイメージですが、絶品!

Writer

アサノ・ヨウスケ

"パンの街" 総社市出身で、広島県福山市在住のフォトライター。郷土の食・文化・地理・歴史などにくわしい。キムラヤで好きなパンは「桜あんぱん」「けしぱん」「ブルーベリークリームロール」「高菜サラダロール」など。


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