お客様に褒められ育ててもらった | キムラヤのパン|岡山を中心に愛されて100周年。岡山木村屋

Interview 010

お客様に褒められ育ててもらった

「水島店 パートスタッフ」 清永 有紀さん

ロゴ

倉敷市の水島地区で唯一のキムラヤとなる水島店。幹線道路に面しているので、朝夕の通勤・帰宅の時間帯には多くのお客さんがやってくるそうです。また住宅も多いので、ご年配の常連のお客様でにぎわっています。

そんな地域に密着したキムラヤ水島店で働く清永 有紀(きよなが ゆき)さんは、キムラヤで働きはじめて約12年になるスタッフです。一人で店を任されることも多い水島店ですが、常連のお客様とコミュニケーションをはかりながら、テキパキと仕事をこなします。

そんな清永さんにインタビューをしました。

家族の通院のため、条件の合ったキムラヤで働くことに

――まず、キムラヤで働くことになったきっかけは何ですか。

清永:時間の都合が合っていたからです。当時、家族が定期的に通院をすることになり、その送り迎えを私がしていました。そのとき私は求職中で、家族の送り迎えをするのに支障がない、時間の融通が利く仕事を探していたんです。

――となると、なかなか条件に合う仕事を探すのは大変だったのでは?

清永:そうなんですよ。でも実は、キムラヤ水島店は私がよく通っていた店なんです。ある日、水島店で買い物をしていたとき、水島店の求人の張り紙がしてありまして。内容を見たら、働く時間帯が私にピッタリ。よく知っている店ということもあって働きやすいかなというのもあり、働いてみることにしたんです。それで求人に応募して採用されました。あと、私はパンが好きだというのもありますよ!

――時間帯が第一条件でしたが、仕事内容は合っていましたか?

清永:最初は、正直不安でしたね。実は私、社会に出てからずっと事務職をしていたんです。アルバイトも含め、接客業はまったくの未経験でした。

――最初は大変ではなかったですか。

清永:慣れるまではかなり大変でした。やることはたくさんあるし、お客さんは次々やってくるし。こなすので精いっぱいという感じでしたね。

引っ込み思案だからこそわかる接客業の良さ

――1人体制で接客未経験ですとかなり大変だったと思います。では、逆に接客業をして良かったなと感じることはありますか?

清永:お客さんとのコミュニケーションですね。水島店は、年配のかたを中心に常連のお客様が非常に多い店です。自然と会話が生まれる感じが楽しいと思います。私はパンが好きで、休みの日にいろいろなパン屋に行ってみたりしています。同じパン好きの常連さんとは、パンの情報交換とかの話が自然に出たり。

――実際は接客に向いていたのかもしれませんね。

清永:でも実は私、小さなころは引っ込み思案で、人見知りが激しかったんですよ。それは大人になった今でも変わりません(笑) でも引っ込み思案だからこそ、お客様と自然と話ができてコミュニケーションがはかれるのが接客業の魅力だと気づきました。

――なるほど。苦手だからこそ、良さがわかると。

清永:そうですね。たとえば、人は褒められたほうが伸びると言われたりしますよね。なんと常連のお客様のなかには、私のいいところを見つけたらそれを褒めてくださるかたが多いんですよ。

――それはうれしいことですね。励みになったのでは。

清永:そうなんです。小さなことでも褒めてもらえ、すごく励みになりました。「人は褒められたほうが伸びる」という話なら、私はお客さんに褒めて育ててもらったことになりますね(笑)

子供のころに習った電子オルガンを大人になって再開

――休みの日は、どのように過ごしますか。

清永:テレビを見るのが好きで、ドラマやバラエティー番組をよく見ます。あと、先ほども言ったようにパンが好きなので、雑紙などで見て気になったパン屋があったら、行ってみますね。それと3〜4年ほど、手話に挑戦していた時期もあります。昔は電子オルガンをしたりしていましたが、前職を辞めてからはしていないですね。

――電子オルガンを弾いていたことがあるんですね。鍵盤楽器といえばピアノが思い浮かぶので、電子オルガンはめずらしい気がします。

清永:電子オルガンは、物心ついたころから習っていました。親が決めたので、なぜピアノやほかの楽器ではなく電子オルガンなのかは、私はよくわかりません(笑) 推測ですが、ピアノだと指の長さの関係とかで不利だと思ったのではないかな?

――電子オルガンはいつまで習っていましたか。

清永:中学校卒業するまでやっていました。ちなみに部活動は、電子オルガンと同じく音楽関連の吹奏楽部。でも電子オルガンのパートがなかったのと、それまで電子オルガンをやってきたんで部活ではちがう系統の楽器をやりたくなって、パーカッション(打楽器)をしました。

――中学校で電子オルガンをやめたということは、大人になって電子オルガンを再開したということですね。

清永:はい。社会に出て時間とお金に少し余裕ができたので、また電子オルガンをやってみたいなと思いました。前職を辞めてからは、時間とお金の都合で電子オルガンもやめています。

――たとえば、どんな曲を弾いていましたか。

清永:クラッシックも弾きましたが、ポップスのような身近な曲が多かったです。乗りがいいほうが弾きやすいので。

――電子オルガンのおもしろさやむずかしさは、どのような点でしょうか?

清永:左手・右手・片足の3つを使うのですが、それが全部バラバラの動きなんですよ。そこが難しい点ですね。でもそれをマスターして弾けるようになったときは、それがおもしろさになりました。大人になってふたたび電子オルガンを始めたときは、両手と片足を使うため演奏に集中しますので、それがストレス発散に良かったかも。

――かなり長く電子オルガンを習っていましたが、どんなことが良かったですか?

清永:今思えば、学区外の友達と交流できたのは、貴重な体験だったと思います。小中学校の友達はどうしても学区内のみになってしまいますよね。電子オルガンの発表会は、学区外のいろいろな地域から子供が参加していました。電子オルガンを習ったことで、子供ながら交友関係が広がった気がします。もしかしたら、このときの体験が今の接客業につながっているのかもしれませんね。

――最後に、PRしたいことがありますか。

清永:キムラヤ水島店では、昔から変わらない商品、新しく発売された商品などをいろいろ取りそろえております。ぜひ、お立ち寄りください!

取材を終えて

取材中にも常連の客様が訪れ、接客し仕事をこなしていく清永さん。見る限り、とても人見知りで引っ込み思案のようには見えません。見事な接客だという感想です。

お客様とも自然に会話が出てコミュニケーションを取っているのを見ると、清永さんとお客様とのあいだに信頼関係が生まれているように感じました。

そんな清永さんが働く水島地区で唯一のキムラヤである水島店に、ぜひお越しください。

清永さんおすすめのパンのコーナー

1位 マーガリンロール

キムラヤのマーガリンはしつこすぎず、やさしいおいしさ。クセになります!

2位 ハム・キャベツドッグ

ハムにたっぷりのキャベツが入っていてヘルシー。キャベツの食感もポイント。

3位 ジャムマーガリンロール

イチゴジャムとマーガリンのコンビネーションは、やみつきになります!

Writer

アサノ・ヨウスケ

"パンの街" 総社市出身で、広島県福山市在住のフォトライター。郷土の食・文化・地理・歴史などにくわしい。キムラヤで好きなパンは「宇治抹茶クリームロール」「桜あんぱん」「けしぱん」「ブルーベリークリームロール」「高菜サラダロール」など。


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